サッポロファクトリー 《アートアクアリウム展 ～札幌・金魚の灯～》

気になっていた展覧会に行ってきました。

アートアクアリウム・プロデューサーの木村英智さんが手掛けた 《アートアクアリウム展》です。

『アート』、『デザイン』、『インテリア』と『アクアリウム』を融合させたアートアクアリウム、、、
夢のように幻想的で美しく、本当に素晴らしかったです。



アートアクアリウム展　～札幌・金魚の灯～

場所　サッポロファクトリー1条館1F特設会場
会期　2013年11月30日（土曜日）～2014年1月19日（日曜日）

※開催時間、入場料金など詳しい概要はHPでご確認ください。


Art Aquarium


サッポロファクトリー

札幌市中央区北２条東４丁目
TEL 011-207-5000 （電話対応時間10：00～20：00）

営業時間 ショッピング１０：００～２０：００、レストラン１１：００～２２：００

※一部営業時間が異なる店舗があります。　詳しい施設概要については、HPでご確認ください。



展覧会では珍しく、写真撮影が可能です。　嬉しくて何枚も撮影しちゃいました～

※フラッシュ撮影や一脚や三脚を立てての撮影、動画の撮影は禁止です。


会場に入ってまず目を奪われるのは こちら、、、
フラワーアレンジメントと金魚の競演が美しいフラワーフラワーアクアリウム（花瓶水槽）です。

なんて綺麗な、、、

金魚から 美しさだけではなくえも言われぬ儚さを感じるのは、
金魚そのものが 人の手によって生み出された命だからなのでしょうか？


金魚コレクションでは珍しい品種が1品種ずつ展示されています。

ほの暗い会場に浮かびあがるキューブ状の水槽、、、
その中で優雅に泳ぐ珍しい金魚たちが、刻々と色を変えるライティングに照らされて、、、

「綺麗」以外の言葉が出てきません。


とても魅力的なアートアクアリウムですが、
「金魚たちにとってツライ環境ではないのかな？」と 心配になる方もいるかもしれませんね。

とても高度な水質調整と生体管理がされているので、安心そのものなんですって(^'^)


おでこが特徴的なこの金魚は、らんちゅうという品種です。

動き回る金魚ちゃんをアップで撮影するのは本当に難しくて、ブレたりぼやけたりばかりでしたが、
このらんちゅうだけは上手に撮れました～

らんちゅう、ありがとう（笑）♫


三角形のレンズが埋め込まれた巨大水槽、カレイドリウム （万華鏡）は 参加型の展示がユニーク！

レンズのそばを金魚が泳ぐと、万華鏡を覗いているように模様が変化します。　綺麗でした～♫


屏風を模した水槽に水墨画のような映像が投影されこちらは ビョウブリウム （屏風水槽） 。

四季の移り変わる様子と本物の金魚が見事に融合していました。
ベンチに座ってじっくり見入っちゃいました。


《アートアクアリウム展》のアイコン的展示が、こちらの花魁 （巨大金魚鉢）！

1000匹の金魚が泳ぐ世界最大級の金魚鉢は、江戸の遊郭を、、、
ところ狭しとと乱舞する金魚は、花魁とそれを目指す女性達を表しているそうです。

これぞまさにジャポニズム・モダン！


圧巻！！


極彩色に変わるライティングは、花町の艶やかさを表現しているそうです。

綺麗！　綺麗！　とにかく綺麗！！
迫力満点です！



花魁 （巨大金魚鉢）の 迫力ある華やかさに圧倒された直後に現れるのは、
ヴェネツィア最高峰ガラスアート工房Ｖeninと木村英智さんのコラボレーション作品です。

理科の実験に使うシャーレのような 端正な水槽と、昔ながらの金魚鉢を連想させるヴェネツィアングラス、、、
素敵だな～、、、


カラフルなこちらは雪洞（ぼんぼり）。　
そう、「灯りをつけましょ」のぼんぼりです。　なんて近未来的なぼんぼりなんでしょう（笑）！


多面的なプリズリウムNo.12 & No.18は、金魚の群の映り込みや照明、映像が溶けあって幻想的！

中にいる金魚たちには、外にいる私たちはどう見えてるのかな？　屈折や映り込みはどんな感じ？　　　　　　
、、、気になります。


今まで金魚に抱いていたイメージが一変しました。
素朴で可愛らしいだけではなく、華やかさ、優雅さ、迫力と儚さを併せ持つ 魅力的な魚だったんですね。

金魚に特化したアートアクアリウム、見応え抜群の展覧会でした。
ご家族、ご夫婦、親子、恋人同士、お友達同士、、、どなたと訪れても 楽しめると思います。

開催期間中にもう一度行きたいな～


大満足の展覧会でした。　心底、お勧め！




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